はじめに

深度合成を用いて撮影した昆虫をタイトル通り”ためつすがめつ”、様々な方向から掲載し紹介していきたいと思います。同定間違い、学名等の間違い、どんどんご指摘ください。今後ともよろしくお願い致します。

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2017年10月4日水曜日

標本写真 2017.10.1① イトヒゲニセマキムシなど

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オサムシ科 Carabidae

ナガゴミムシ亜科 Pterostichinae

ヒラタゴミムシ族 Platynini

ホソツヤヒラタゴミムシ♂
Synuchus atricolor (Bates, 1883)

ホソツヤヒラタゴミムシ

ホソツヤヒラタゴミムシ ゲニタリア

   体長約13.5mm。山地性。低標高だが、山地性の虫が多く採れる場所で採集した。この属は似たものが多く同定が難しいというが、オスの交尾器も含め検討した結果、この種に落ちた。間違っていたら教えてください。ツヤと名前につく割には、そこまでツヤはないようだ。
(参考:原色日本甲虫図鑑第2巻、WEB図鑑「里山のゴミムシ」、森正人 兵庫県のヒラタゴミムシ きべりはむし

アトキリゴミムシ亜科 Lebiinae

コヨツボシアトキリゴミムシ
Dolichoctis striatus  Schmidt-Goebel, 1846
コヨツボシアトキリゴミムシ

   体長約5.2mm。木であれば枯れていようがそうでなかろうが落ちてくる印象のあるゴミムシ。実際に数は多いようだが、南方系らしい。頭部はまるで蛇のようなザラザラ感があり、前胸背板はさらに横じわが加わる。日本以外にも東南アジアからオーストラリアまで広く分布するそうだ。
(参考:原色日本甲虫図鑑第2巻、森正人 兵庫県のアトキリゴミムシ きべりはむし


ハネカクシ科 Staphylinidae


ニセマキムシ亜科 Dasycerinae

イトヒゲニセマキムシ
Dasycerus japonicus Nakane, 1963
イトヒゲニセマキムシ

   体長約1.7mm。どう見てもハネカクシの仲間には見えないが、ハネカクシ科である。原色図鑑では独立した科とされていたが、ハネカクシ総目録ではハネカクシ科の1亜科とされている。触角は大変特徴的で、糸のように細長く、球状のこぶが付け根と先端の数節についている。また、前胸背板や鞘翅の条は白い毛である。なかなか得難い種のようで、主に山地からの記録が多いようだ。
(参考:原色日本甲虫図鑑第2巻、日本産ハネカクシ科総目録

デオキノコムシ亜科 Scaphidiinae

Scaphidiini 

ヘリアカデオキノコムシ♂
Scaphidium reitteri  Lewis, 1879
ヘリアカデオキノコムシ
   体長約4.4mm。この属の中では前胸背板に紋を持つという特徴で、一発で種まで行き着ける。その前胸背板の模様は変異があるらしい。前胸背板の模様は赤だが、鞘翅の模様は黄色というのがなんともお洒落だ。触角の先端節だけ色が明るいのも特徴的。
(参考:原色日本甲虫図鑑第2巻、小川遼 日本産デオキノコムシ亜科 昆虫と自然、日本産ハネカクシ科総目録

オオキバハネカクシ亜科 Oxyporinae


イクチオオキバハネカクシ
Oxyporus germanus Sharp, 1889
イクチオオキバハネカクシ
   体長約7.5mm。この亜科の中では大アゴのサイズは控えめのようだが、それでもなお強い存在感を持つ。そしてその下に隠れる下唇鬚の先端節が半月型で大きく、とても面白い。名前のイクチについてだが、個人的な意見としてはキノコのイグチ類に由来するものではと推測する。キノコにはまったく明るくないので、あくまで予想であるが。
(参考:原色日本甲虫図鑑第2巻、日本産ハネカクシ科総目録


コガネムシ科 Scarabaeidae


マグソコガネ亜科 Aphodinae


ツツマグソコガネ族 Eupariini

クロツツマグソコガネ
Saprosites japonicus Waterhouse, 1875

クロツツマグソコガネ
   体長約3.8mm。マグソコガネの仲間だが糞には集まらず、朽ち木に住み腐植質を食べていると考えられているそうだ。筒状でシンプルな体とは対照的に、各脚の脛節は非常にごつごつしている。頭部、前胸背板、鞘翅とまったく点刻の様子が異なるのが面白いと感じる。
(参考:日本産コガネムシ上科標準図鑑

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