画像はサムネイルですので、クリック(タップ)してご覧ください。
ナガタマムシ亜科 Agrilinae
ナカボソタマムシ族 Coraebini
ナカボソタマムシ族 Coraebini
シロオビナカボソタマムシ
ナガタマムシの仲間では大きい方に入り、かつ目にしやすいであろう種。キイチゴ類を食べ、その葉上にいることが多いというが、背の低い木であるので余計に見つかりやすいのであろう。玉虫というと繊細で美しいというイメージがあるかもしれないが、本種に関しては金属を叩いて爬虫類の鱗のようにも見える前胸背板、焼き入れしたようにも見える鞘翅など、なんとも無骨な姿が浮かび上がった。
(参考:日本産タマムシ大図鑑)
カミキリムシ科 Cerambycidae
フトカミキリ亜科 Lamiinae
サビカミキリ族 Pteropliini
アトモンサビカミキリ
カミキリムシの中でも、特にどこでも見られる可能性のある、いわゆる「普通種」である。見た目に派手さもないことから、あまり顧みられることのない種かもしれない。しかし、このどこにでもいるということが大きな魅力ではないだろうか。カミキリムシは基本的には植物食だが、図鑑によるとこの種は菌類も食べるらしい。その適応力の高さが、繁栄につながっているのだろうか。
(参考:日本産カミキリムシ)
ハムシ科 Chrysomelidae
ヒゲナガハムシ亜科 Galerucinae
ムネアカウスイロハムシ
ケンポナシをホストとするハムシ。生時の瑞々しい姿は美しく、鞘翅から後翅が透けて見える。このハムシ最大の魅力は、何といっても前胸背板のルビーのような赤だと思う。標本にしてもなお美しい。ハムシは植物に依存するので、私自身ある特定の1か所でしかまだ見たことがない。
(参考:日本産ハムシ類幼虫・成虫分類図説、原色日本甲虫図鑑第4巻)
0 件のコメント:
コメントを投稿