はじめに

深度合成を用いて撮影した昆虫をタイトル通り”ためつすがめつ”、様々な方向から掲載し紹介していきたいと思います。同定間違い、学名等の間違い、どんどんご指摘ください。今後ともよろしくお願い致します。

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2016年11月12日土曜日

キクビアオハムシ


目 Order コウチュウ目 Coleoptera
亜目 Suborder カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 Superfamily ハムシ上科 Chrysomeloidea
科 Family ハムシ科 Chrysomelidae
亜科 Subfamily ヒゲナガハムシ亜科 Galerucinae
族 Tribe Hylaspini
属・種 genus,species Agelasa nigriceps Motschulsky, 1861
キクビアオハムシ Agelasa nigriceps Motschulsky, 1861-4-4
キクビアオハムシ Agelasa nigriceps Motschulsky, 1861-1-1
キクビアオハムシ Agelasa nigriceps Motschulsky, 1861-3-3
キクビアオハムシ Agelasa nigriceps Motschulsky, 1861-2-2

   8月31日採集。体長約6.5mm。大変に美しい、緑…いや青?光の当たり方で見え方が変わる虫だ。それはなぜか。構造色というものがある。分かりやすいものでいえばCDなどの裏面で、色素ではなく表面構造(凹凸)などにより、光の当たり方によって見える色が変わるものだ。この構造色をもつ昆虫は結構多い。そして写真撮影泣かせなのだ…このハムシは図鑑などでは翅は金緑色と説明されている。なるほど、確かに上から見ると金緑色だし、外でもそう見えた。しかし撮影してみると、鮮やかなブルーも同時に映し出された。どちらもこの虫の色なのだろう。撮影によって新たな発見があった喜びとともに、ライティングに頭を悩ませる日々の訪れに恐怖している。また、撮影のもう一つの課題、カメラの映り込み(影)は深度合成の精製方を利用し、あらかた消すことに成功した。荒業だけども。

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