はじめに

深度合成を用いて撮影した昆虫をタイトル通り”ためつすがめつ”、様々な方向から掲載し紹介していきたいと思います。同定間違い、学名等の間違い、どんどんご指摘ください。今後ともよろしくお願い致します。

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2016年12月3日土曜日

オオクロカメムシ


目 Order カメムシ目 Hemiptera
亜目 Suborder カメムシ亜目 Heteroptera
上科 Superfamily カメムシ上科 Pentatomoidea
科 Family カメムシ科 Pentatomidae
亜科 Subfamily クロカメムシ亜科 Podopinae
族 Tribe
属・種 genus,species Scotinophara horvathi Distant, 1883
オオクロカメムシ Scotinophara horvathi Distant, 1883-4-4
オオクロカメムシ Scotinophara horvathi Distant, 1883-1-1
オオクロカメムシ Scotinophara horvathi Distant, 1883-3-3
オオクロカメムシ Scotinophara horvathi Distant, 1883-2-2


   9月4日採集。体長8-10mm。同属のイネクロカメムシに似るが、顔の先端が凹状なのがこの種の特徴らしい。田んぼに囲まれたコンビニの明かりに来ていたので、イネに寄生するのかと思ったら、アシなどの植物に寄生するそうだ。水生植物に住んでいるから、泥で体が汚れている(綺麗にできなかった言い訳)。全身が細かい黄土色の毛で囲まれているが、腹部にはないようだ。前胸背板と頭部には棘がついていて、いかつい。一瞬、翅はどこだろうと思ってしまうが、腹端の方をみるとしっかり膜質部がはみ出している。巨大な小楯板によって隠されているようだ。マルカメムシやツノゼミなど、カメムシ目には巨大な小楯板(大楯板とい言ってもいいかも)を持つものが割といるようだ。

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